2016/02/17更新
いちご大福専門家集団!? 早稲田大学いちご大福研究会

皆さんは、「いちご大福」好きですか?
筆者の私はというと、いちご大福は美味しいと思うものの中々お店で見かける機会がなく、手に取って食べる機会は少なかったな.. という印象です。コンビニやスーパーでもあまり見かけないですよね。
そんな世の風潮に異を唱えるサークルがあります。
「いちご大福の美味しさに気づいていない人が多い。いちご大福の美味しさは世に知れ渡るべきだ」という考えで活動している「早稲田大学いちご大福研究会」さんです。
そこで今回、学生生活大百科のサークル紹介企画として取材させていただきました。幹事長の佐々木さんと副幹事長の岸さんにお話を伺いました。
どんなサークル?
「もっと多くの人にいちご大福というおいしい食べ物を知ってもらい、ちょっぴり幸せな気持ちになってもらうこと」を目的としているインカレサークルで、いちご大福をテーマとしたサークルとしては日本唯一です。
現幹事長の佐々木さんが、2015年12月下旬から友人4,5人を集めて活動をし始め、2016年1月5日に設立しました。その後Twitterの拡散や口コミで、1ヶ月経たない間に会員数が90人となった急成長中のサークルです。
立ち上げたきっかけ
佐々木さんは高校時代からいちご大福が好きで、大学受験期は毎日のように食べていたそうです。しかし大学に入学して以降、あまり食べる機会を持てていませんでした。
そこでふと、以前のようにいちご大福が食べたくなり購入しようと探しましたが、中々いちご大福を売っているお店がありませんでした。どうやら、いちご大福はメジャーな食べ物でありながら、いちご大福を取り扱っているお店は数少なく、さらに取り扱っていたとしても1年中の販売ではなく、いちごのシーズンである1〜5月にしか販売していない店舗ばかりだったそうです。しかし、他の人気のお菓子は原料のシーズンに関係なく、年中売っています。
そこで佐々木さんこう考えたそうです。
「いちご大福はすごく美味しいお菓子なのに、地位が低すぎる。いちご大福に市民権を!」
そこでいちご大福の美味しさを広めるために、いちご大福研究会を立ち上げました。
活動内容
①いちご大福の情報発信
会員が好きなときにいちご大福を食べて、写真付きのレポートを書き、HPのブログやtwitterで情報発信します。このレポートは、単に「美味しいか」などといった主観的な感想ではなく、「あんの種類」や「大福の中のいちごの大きさ」などの客観的な事実を基に書きます。
共楽堂『大いちご大福(いちご餡)』錦糸町駅にて購入。486円。今回はいちご餡バージョン!少々お値段は張りますが、期間限定の文字につい!いちごが大きくてジューシーです。いちご餡はなめらかで、ほんのり上品ないちごの味!ぜひ! pic.twitter.com/XgishI3yka
— 早稲田大学いちご大福研究会 (@ichigowaseda) 2016, 2月 9
浅草梅園のいちご大福。一個324円。赤れんが倉庫のストロベリーフィスティバルで出店してました!いちごが大粒で甘酸っぱい感じ!こしあんは甘さ控えめでいちごの味を引き立たせる感じです!生地はもちもちして肉厚でした! pic.twitter.com/fvkk55nDpA
— 早稲田大学いちご大福研究会 (@ichigowaseda) 2016, 2月 8
おはようございます!中の人は寝坊してしまいとても暇です。ところで、我々の敵はまさにいちご「クリーム」大福です。いちご「クリーム」大福はいちご大福を名乗っていながら、いちごが入っていない!いちご大福を食べて、いちご「クリーム」大福を世の中から消し去りましょう!
— 早稲田大学いちご大福研究会 (@ichigowaseda) 2015, 12月 18
いちご大福はもはや食べ物ではない。作品である。
— 早稲田大学いちご大福研究会 (@ichigowaseda) 2016, 2月 4
②いちご大福を食べる会の開催
会員限定イベントとして、いちご大福の美味しさをシェアし合う「いちご大福を食べる会」を1ヶ月に2回のペースで毎月行います。いちご大福を持ち寄って交換し合ったり、通販で購入した全国のいちご大福を皆で食べたりします。
いちご大福交換会!たくさんのいちご大福が集まりました! pic.twitter.com/01bLqghcZN
— 早稲田大学いちご大福研究会 (@ichigowaseda) 2016, 2月 7
③いちご大福に関わる様々な企画の実施
- いちご狩りイベント
- いちご大福を食べる旅
- いちご大福情報冊子の作成
- LINEスタンプの作成
- 和菓子店とのコラボ
- 世界一大きないちご大福を作るギネス記録に挑戦する
などなど、現在様々な企画を予定しています。
団体の特徴
①活動へのコミット量は人それぞれ
強制的な活動はなく、活動へのコミット量は人それぞれ。都合の合うイベントに参加するだけでも良いし、レポートを書くだけでも良くて、自分の関わりたいことにだけ参加すれば良いという組織体制です。
しかしイベント等の参加側だけで物足りないなら、企画側や運営側として参加することも出来ます。決まった活動に縛られているわけではないので、「こんなことをやりたい!」と声を上げればそれができる環境があります。
②会員は日本全国に
関東圏だけでなく金沢、神戸、大阪、京都などの幅広いエリアにも会員がいます。現在は東京を中心とした関東で主な活動が行われていますが、今後は関西などに展開する可能性もあります。
学生へのメッセージ
会員同士が仲良くなれるようなイベントとして「いちご大福を食べる会」や飲み会を定期的に実施して、参加している会員が楽しめるようにしつつも、いちご大福の美味しいさを広める活動は真面目に行っています。そのため、本気な人は本気で、ゆるくいきたい人はゆるく参加できるサークルです。
また、活動へのコミット量は人それぞれ調節できるので、メインとしての活動として行うのももちろん良いし、他にメインに活動しているサークルがあって、サブの活動としてやるのも大歓迎です。いちご大福に少しでも興味があればぜひ参加してみて下さい。
活動の基本情報
代表 | 佐々木祐輔 |
設立 | 2016年1月5日 |
人数(男女比) | 91人(3:2) |
メンバー所属大学 | 早稲田大学、金沢大学、神戸大学、東京大学、京都大学、関西学院大学、学習院大学、東京デザイン専門学校、京都府立医科大学、順天堂大学、大妻女子大学など |
活動場所 | 東京を中心とした関東、関西 |
活動頻度 | イベントの実施は月2~3回程度 |
公式ホームページ | http://ichigowaseda.wix.com/circle |
https://twitter.com/ichigowaseda | |
会費 | 入会金、年会費なし |
お問い合わせ先
入会希望、いちご大福に関する情報提供などは下記メールアドレスか公式LINEのどちらかお好きな方からどうぞ。
メールアドレス:ichigowaseda@gmail.com
公式LINE:https://t.co/mGSJAhTXqk
編集後記
活動内容の斬新さや目を見張るスピードでの成長など、特筆すべき点はいくつもある今後が楽しみなサークルです。感化された筆者は、早速いちご大福を買って食べてみました。
デイリーヤマザキにて、1つ130円というリーズナブル価格で販売
いちごの甘酸っぱさと大福のあんのマイルドな甘さにすっかり魅了されました。美味しかったです。
ぜひ皆さんも見かけたら、お手に取ってみて下さい!!