2016/03/16更新
就活生は知っておくべき!企業説明会での質問例と心構え

自分の志望する業界の合同説明会や志望している企業の会社説明会に行くと必ずといっていいほど設けられているのが、質問タイムですね。
大勢の学生がいるなかで、
- 自分をアピールしたい!
- 企業の人に好印象を与えたい!
- どうしても聞きたいことがある!
でも、『変な質問をしたら恥ずかしい』、『どんな風に聞いたらいいのかわからない』、『そもそもアピールしたいけどどんな質問をしたらいいのかわからない』という人も多いと思います。
今回は、会社説明会での質問に関する基本的なマナーと具体的な質問内容、心構えを紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
押さえておきたい!会社説明会の質問マナー
聞き取りやすいように適切な声量で話すこと
まずは声量です。
会場の大きさに合わせて適切な声量で話すようにしましょう。
大きな声は元気な印象を与えることができますが、度を越えるとうるさいだけになってしまいます。
他の人と被る内容の質問は控えること
他の学生の話を聞いていなかったのではないか、と企業の人に思われてしまいます。
既出の質問への追加質問である場合には、『先ほどの質問に関連することなのですが』などと、断りをいれるとよいでしょう。
追加質問をすることで、周りの人の話をしっかりと考えながら聞いていることのアピールにもなります。
質問は簡潔に30秒程度でまとめること
質問の時間は限られていますから、簡潔に言葉をまとめることが大事です。
大学名と名前を名乗ってから、質問内容を伝えましょう。
質問の場で大学と名前以上の自己PRをするのはNGです。
普段から話が長くなってしまう人は、伝えたいことは何であるかを意識して、簡潔に話す練習をしておきましょう。
簡潔に話す力は社会に出てからもビジネスの場で求められる力なので、就活を通して身につけておくとよいと思います。
実際によく聞かれている質問例を5つ紹介します!
入社前と入社後で会社への印象が変わった点はありますか?もしあるとすれば、どんな点ですか?
実際のその企業で働いている人に会社の印象を聞いておくことは、志望動機やESの作成のよい材料になります。
仕事をしていて一番成長したなと思うところを教えて下さい
圧倒的成長!などといった文言で採用活動をしている企業は多くありますが、具体的にどのように成長できるのかは、イマイチイメージがわかないところではないでしょうか。
大企業なのかベンチャー企業なのか、また会社の規模によって『成長』の仕方はそれぞれのあると思いますので、ぜひとも聞くとよいですね!
就職活動の際、数ある会社の中でなぜ御社を選ばれたのですか?理由を教えて下さい。
実際にその企業で働いている人に、就職活動の軸やその会社を選んだ理由を聞くことで、志望動機やESの作成の参考になると思います。
御社で活躍している人に共通すると感じる能力や考え方はありますか?
会社の価値観を知ることは非常に重要です。高校、大学とは異なり、偏差値などの特定の指標があるわけではありません。
自分が仮にその企業に入ったとして、その環境で活躍できるかどうかを確かめる意味でもぜひ聞いておくとよいでしょう
実際の職場の雰囲気・社風はどのようなものですか?
会社案内に載っている場合も多いですが、実際に働いている人に聞くことで、現場の声を聞くことができます。
『会社案内 / ホームページには〜〜と載っていましたが、◯◯は実際どうなのでしょうか』と質問することで、きちんと会社案内を見ていることのアピールもできます。
心構え
大きな規模の合同説明会では、何十人、場合によっては何百人もいる会場で質問をしなければいけません。
変な質問をしたらどうしよう…笑われたらどうしよう…と不安になる人も多いと思います。
そんなときに思い出して欲しいことがあります。
企業の人は多くの質問を受けているので、1つ1つの質問なんか覚えていない
合同説明会、会社説明会でのあなたは one of them、多くの学生の中の1人でしかありません。
何か変なことを言ったからといってそれだけで選考で不利になるようなことはまずありません。
それよりも大勢の学生がいるなら、勇気を持って聞きたいことを質問したあなたの行動を評価するでしょう。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
確かにマイクを持ってしゃべるときには注目を浴びますし、とても緊張するでしょう。
しかし、説明会が終わってから『やっぱりあの質問しておけばよかった…』と後悔しても時すでに遅し、です。
自分の本当に志望している企業や業界であれば、思い切って質問をしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
基本的な会社説明会での質問マナーや具体的な質問例を紹介しましたが、大切なことは『自分が興味がある会社で、本当に聞きたいことなのかどうか』ということです。
本当は興味がないのに、うわべだけで質問をしても企業の人には見透かされてしまいます。
後悔のない就職活動を通して、ぜひとも自分にあった会社と出会ってくださいね!