2015/12/04更新
銭湯を楽しむ!東京外国語大学銭湯同好会の魅力に迫る

暖かいお風呂に入っているときには、気持ちが自然と和らぐものです。
1日のうちでお風呂に入っている時間が一番幸せ…という人も多いのではないのでしょうか?
今回は、古きよき日本の文化である銭湯を愛するを東京外国語大学銭湯同好会をご紹介したいと思います。
代表の荻田さんにメールでお話を伺いました。
立ち上げたきっかけを教えてください
東京外国語大学銭湯同好会は2014年6月に、銭湯を愛する3人の有志によってできた団体です。もともとは仲間たちで銭湯に行こうという集まりでした。
部員が40名弱になった現在でもその性格は変わらず、皆で銭湯を探訪したり、情報を共有したりと、銭湯を様々な形で楽しんでいます。
活動内容
銭湯同好会は2つの大きな目標を掲げ活動しています。
若者の銭湯離れを防ぐ
日本に古くから残る文化である銭湯ですが、近年は急激な衰退傾向にあります。年々減少速度は速まっていて、ここ数年は全国のどこかでおよそ1週間につき1つの銭湯が廃業に追い込まれているほどです。
主な原因として、家庭に風呂場が定着したことが挙げられます。
特に幼いころから家に風呂があって銭湯を使う必要性がなかった若者世代には、生涯一度も銭湯に行ったことがない人々が多いと考えられます。
そのようないわば「銭湯ヴァージン」の方に銭湯の魅力を伝えて、一度でいいから実際に銭湯に行ってみてほしい、一度行ってみればわかるあの大浴場の癒しと爽快感、そしてただ湯船に入るだけではない銭湯の価値に気づいてほしい、と思っています。
銭湯を世界に広める
日本文化の一つである銭湯ですが、外国とは入浴文化が違ったり、そもそもまったく銭湯を見聞きしたことがないような人々がいるため、あまり広まっているとはいえません。
彼らの母語で銭湯を紹介するなどの活動を通して、世界の多くの人々に日本の文化である銭湯を知ってもらおうと考えています。
東京外国語大学銭湯同好会は活動を通して、「銭湯の魅力を自らで感じ、それを若者に、世界に、伝えていく」ことを大切にしています。
部員を募集中!
東京外国語大学銭湯同好会では、一緒に銭湯を盛り上げていく仲間を募集しています。
2015年11月現在、男性23名女性11名の計34名で活動をしています。
他大生や留学生も多数在籍しています!
毎週木曜日の昼休みに部会を開き、次は皆でどの銭湯に行こうか、どのような活動をしようか話し合っています。部会にて予定を調整した上で、皆で銭湯を訪れます。
通常の活動の他に、銭湯を広めるための展示、ツアーなどの企画を主催することもあります。「銭湯を楽しみ、その魅力を広める」ために何ができるか日々考えています。
「湯船に浸かって一日の疲れを取りたい」方も、「とにかく銭湯に詳しくなりたい」方も、銭湯同好会はどなたも大歓迎です。
気になった人は今すぐ連絡をしてみよう!
公式サイト:http://tufsen.jp/index.html
twitter:https://twitter.com/tufsen450
facebook:https://www.facebook.com/tufsen460/
Youtube公式チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCGhCFFcVHpa7FjB5IkNe9Vw
メールアドレス:tufsen460★gmail.com(★を@に変えてご送信ください。)
公式サイトに、活動予定やプチツアーなどの最新情報載っていますので興味を持った人はぜひチェックしてみてください!
編集後記
筆者は、実家が田舎で車で5分くらい行くと銭湯があり、幼いころはよく行っていました。
しかし、東京にいると旅行でもしない限りなかなか銭湯に行く機会はなくなりました。
東京外国語大学銭湯同好会のように古きよき日本の文化をまずは自分が経験して、そして伝える、という活動は本当に素晴らしいと思いました。
以上、東京外国語大学銭湯同好会さんのご紹介でした!
学生生活大百科サークル発掘企画では、面白いコンセプトを持って活動をしているサークルを取材しています。
オンライン上で完結することもあれば、実際に活動に行って取材させていただくこともあります!
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